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文鳥を飼う準備

文鳥初心者が飼うのにおすすめの種類・時期(週齢/季節)・性別は?

文鳥を飼う準備

文鳥を飼うと決めたら、次は種類や育ち具合などを加味してどの子を迎えるかを考えることになります。

ビビッと来た子をお迎えするのも悪くはないのですが、どういう子がベストなのか知った上でよく考えてから迎えたいという方もいるでしょう。

この記事ではそんな文鳥初心者さんのために、どの種類の文鳥をどれくらいの成長段階で迎えるとベストなのか、説明していきます。

種類:桜文鳥か白文鳥がおすすめ

結論から言うと、種類は桜文鳥が一番丈夫で、次点で白文鳥です。ですので、これらの2種が初心者さんにはおすすめです。

原種であるノーマルに近い種ほど体が丈夫

文鳥に限らないことですが、比較的新しい種や珍しい種よりも歴史の長い野生に近い種の方が丈夫です。

文鳥でいえば、原種のノーマルに一番近いのが桜です。 ですから、(もちろん個体差はありますが)最も丈夫で安心して飼いやすいのが桜文鳥なのです。

さくら
さくら

ペットショップなどで沢山出会える種類だよ

文鳥のカラーは2種類の色素の量と白斑で決まる

喉元に白斑がある桜文鳥

文鳥のカラーには、2種類の色素

  • 黒の色素:ユーメラニン
  • 赤もしくは茶の色素:フェオメラニン

の量が関係しています。

この2種類の色素が多く部分的に白斑(パイド)があるのが桜文鳥、更に白斑が全身に広がったのが白文鳥です。

白斑というとちょっとイメージが悪いかもしれませんが、白斑の有無は色素の量とは無関係なので、この2種は丈夫な種類に分類されます。

一方で、片方または両方の色素が少ないのが、シルバーやクリーム、シナモンなどです。

ざっくりとした覚え方として、白文鳥を除いて色が濃い程色素が多く丈夫な傾向と考えればOKです。

文鳥のカラーと色素(メラニン)の関係まとめ

  • 両方の色素が多い:桜、白、(出会うことは少ないがノーマルも)
  • 両方の色素が少ない:パステルノーマル、シルバー
  • 黒の色素がない:シナモン、赤・茶も少ないのがクリーム
  • 黒と赤・茶両方の色素がない:アルビノ

色素がないアルビノは特に初心者は避けた方がよい

両方の色素がないのがアルビノ、その一歩手前がイノです。

体が弱めの傾向にあり、これらの2種は少なくとも初心者には向きません。

特に目が弱いことが多いので、環境にも配慮が必要でしょう。

時期:ひとり餌になった時かつ春か秋で飼い始めるとベスト

では雛と成鳥はどちらがよいでしょうか。

  • 雛から飼うと…人間によく慣れた個体に育つ
  • 成鳥を飼うと…温度管理など環境管理が難しくない

というメリットがあります。

雛なら懐いてもらいやすく、換羽による変化も楽しめる

桜文鳥の雛、成鳥とかなり姿が異なります

まだ自分で餌を食べられない雛の頃から人間による挿し餌(人間が親鳥の代わりに餌を食べさせてあげること)をすると、人間によく慣れた文鳥に育ちます。

挿し餌は初心者にはハードルが高いですし、1日に何回も断続的に必要です。私のように会社勤めの人間には難しいです。加えて温湿度の管理もよりシビアになります。

ただ挿し餌は飼い主がしなければならないものではありません。つまりペットショップなどで店員さんが挿し餌をした子で問題ない、ということです。

飼い主に懐いてくれるかどうかはその後のパートナー選びの時期に文鳥に好いてもらえるかが勝負です。

ですので、挿し餌から自立した状態である「ひとり餌になったタイミング(4,5週齢以降で個体差あり)」で迎えて飼い主や自宅に慣れてもらうのがベストです。

おまけとして、雛から成鳥への換羽を楽しめるという点もメリットとして挙げられます。

飼い主なあこ
飼い主なあこ

家族も言っていたことですが、この1度きりの見た目が大きく変化する換羽はとてもよい思い出になりますよ。

成鳥は自宅の環境や飼い主に慣れづらい

成鳥はシビアな温湿度管理が必要な時期を過ぎており、体も雛より丈夫で安定しているため環境管理は難易度が低いです。

その反面、飼い主に懐いてもらう難易度がぐっと上がります。

別に自分に懐いてくれなくても、見ているだけで楽しいよ、という人には向いているとも言えますね。 けれどもやっぱり自分に懐いてほしい・触れあいたい、という思いが少しでもあるなら、ちょうどご飯が自立した頃の雛をお勧めします。

季節は春・秋が難易度低い

これは単純に気候の良い時期が環境の管理をしやすいということです。

夏はそもそも繁殖期ではないので雛が出回っていませんし、冬は温湿度管理が難しくなります。

春か秋に飼い始めるとよいでしょう。

性別:雄の方が不安は少ない、が雛の時点では判別困難

雌の文鳥は性格がツンデレ

雄と雌での大きな違いは、生殖器系の疾患のリスクです。

雌をうっかり発情させたままにしておくと、無精卵を産んでしまいます。成分的には有精卵と変わらないので、産めば産むほど寿命が縮まってしまいます。

また、産卵に伴い卵詰まりなど命に関わる疾患と隣り合わせになります。

このことから同じ飼うなら雄の方が心配事がひとつ減って初心者には安心でしょう。…が、そもそも雛は雌雄の判別が困難です。

ぐぜりの聞かれる個体を探してもいいですが、迎えた子が雌だったらその時に発情対策を学んで実行すればいいので、あまり強く意識しなくてもいいと思います。

まとめ 桜か白文鳥をひとり餌になった時(春・秋)に迎えるのがおすすめ

あれこれ説明してきましたが、まとめると

  1. 桜文鳥・白文鳥を
  2. ひとり餌になったタイミングで
  3. 気候のよい春か秋に

飼い始めるのがおすすめです!

ですが、最終的にご縁で迎える子が決まることもあると思います。その時は一番飼いやすい条件ではないことを知って、対処の心構えをした上でお迎えをして下さい。

さくら
さくら

いい子と出会えるといいね!

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