今回は文鳥との遊び方、特におもちゃについての記事です。
私は文鳥を迎えた当初、放鳥中にどんなおもちゃでどうやって遊んであげたらいいのかわからず困惑した経験があります。同じように文鳥をお迎えする・したけど、どんなおもちゃを用意すればいいんだろう?と思っている方もきっといるでしょう。
そこでこの記事では、我が家の文鳥の場合はこんな物がおもちゃとして使えたよ、という情報をお伝えしていきます。おもちゃの準備の参考に使ってください。
文鳥のおもちゃ、買わなくても用意できます!
市販の鳥さん向けおもちゃが色々あるのでなんとなく買った方がいいのかな、と思う方もいるでしょうが、文鳥さん向けのおもちゃは自宅にあるものを活用できます。
もちろん購入してもいいのですが気に入ってくれるかは分からないので、まず最初は家にあるものを使ってみるとよいでしょう。
文鳥はくわえる・引っ張る・振り回す・落とすなどが楽しい様子
我が家の文鳥さくらを観察していると、文鳥は物の感触をクチバシで確認すると共に触覚刺激を楽しんでいることが分かります。
また物を動かす楽しみ(引っ張る・振り回す)も感じています。更に自身の力で物を動かした結果として高い所から物が落ちる、という物の動きも楽しいようです。
結論としては、つついたりくわえたりして遊べるものやくわえて動かして遊べるものがおもちゃに向いています。
我が家の文鳥さくらで試したものを例としてご紹介
ではここからは実際に我が家の文鳥さくらに与えてみたもので、他の文鳥さんにも使えそうなおすすめおもちゃを紹介していきます。
おもちゃその1:綿棒・爪楊枝
飼育書にも載っているおもちゃの基本みたいなものですね。クチバシでくわえて振り回して遊んでいます。
爪楊枝に関しては先の尖った方が刺さらないか心配だったので、私は先をカットしてから渡していました。
そもそも放鳥中は文鳥をきちんと見ていないといけないのですが、どちらでも遊べるのなら当たりが優しい綿棒の方が安心感があっていいかもしれませんね。
おもちゃその2:紙・折り紙
折り紙はくわえて動かしたり、机の上から引っ張り落として遊んでいます。
ところで上の写真の折り紙、風船と折り鶴ではどちらが我が家のさくらにウケがよかったか予想できますか?
正解は折り鶴です。
ボール感覚で遊べるかな、と作った折り紙風船でしたがくわえにくかったようです。文鳥にとってはくわえやすい適度な厚みの部分があると、引っ張り回して遊べるので楽しめます。
なので、あえて折り紙を作らなくてもメモ用紙1枚でも遊んでくれます。こちらも振り回したり机の上から床に落として遊んでいます。
似たような形状のものとして不織布マスクもくわえてその感触を確かめたり引っ張ったりして遊んでいます。
文鳥の性格にもよりますが、派手な色を怖がる個体も多いです。
他のおもちゃにも共通して言えることですが、どの色を選ぶかは意外と重要です。
風船の紫もちょっと怖いの…
案外白のメモ用紙が使い勝手がよかったりします
おもちゃその3:ボタンなどの小物類
こちらもくわえて感触を楽しめるようです。
もちろんボタンでなくても、文鳥が興味を持てる小物があればそれを活用してOKです。
ただし与える前に小さなパーツが口の中に入ってしまわないか、鉛など文鳥の害になるものが使用されていないかを必ず確認しましょう。
ちなみにさくらが一番興味をそそられるボタンは飼い主の服のボタン(特に着替えのために触っている時とか)です。
おもちゃその4:鏡
手鏡や姿鏡、ガラスなどです。
これは遊べる子と威嚇してしまってダメな子に分かれる印象です。どっちに転がるのか是非1回試してみてほしいおもちゃです。
我が家のさくらは飼い主が連れて行って見せると鏡に映る自分をライバル扱いしてしまうので超威嚇です(残念)。ただ人間が側にいない時は人間を奪うライバルの認識ではなくなるようです。ガラスに映る自分をそっと見ていることがあります(可愛いです)。
おもちゃその5:紐やリボン
我が家のさくらは基本的に苦手としていますが、楽しめる子もいるようです。
包装などに付いてくる機会も多いので、気に入るものがないか時々与えてみると良いかもしれません。
さくらは紐もリボンも苦手ですが、飼い主がよく使う有線イヤホンのコードは大好きでしょっちゅうかじりついては飼い主に引き剥がされています。
あのコードを振り回すのが楽しいの
流石にコードを噛み切られたりはないですが、止めるようにしています
おもちゃその6:ティッシュ
ティッシュペーパーもおもちゃになり得ます。
さくらは以前、箱ティッシュから1枚上手に引き出して遊んだことがあります。
注意点として単純に引っ張って遊んでいるのなら大丈夫なのですが、細かくちぎったりして口の中に入っている可能性があるなら中止しましょう。
文鳥が興味を示していて危険がないならおもちゃに使用可
文鳥の個性がまだ分からない最初のうちは、上に書いたようなものから与えてみるとよいでしょう。
そして文鳥の様子を見ていると、だんだんとその子が興味を示すものが分かってくるでしょう。
その中で触ったり口に入ったりしても危険でないものがあれば、それをおもちゃに採用してみましょう。この積み重ねで少しずつその子向けのおもちゃが揃っていきます。
また人間に慣れた文鳥の場合、人間が普段持っている物や使っている物に特に興味を持ちます。
私たちが普段用いている物の中から使えそうなものを探ってみるのもよい方法ですね。
おもちゃで遊んでいない時間も結構長い
ここまで色々語ってきたのですが、実は文鳥がおもちゃで遊んでいる時間はそんなに長くありません。
私が文鳥を飼い始めた当初、文鳥の放鳥時間というのは部屋の中を飛び回ってアスレチックのようなおもちゃで遊ぶというイメージでした。
ですが実際は思った程飛び回りません。折角自由なのに、飼い主の肩などに止まってうたた寝したり飼い主の近くをちょろちょろしたあげく飼い主をつついたりかじったりして遊ぶことも多いのです。
ですから気合いを入れておもちゃを準備する必要はありません。文鳥の興味に応じて身近な物を活用し、自然な形で対応してあげれば十分です。
文鳥のおもちゃまとめ、最初はこんなものから始めて後は個性を観察
では文鳥のおもちゃとして最初におすすめの物を例としてまとめておきます。
- 綿棒・爪楊枝
- 紙・折り紙(メモ用紙などでも)
- ボタンなどの小物類
- 鏡
- 紐やリボン
- ティッシュ
また、おもちゃ選びの考え方や注意点はこちらです。
- まずは身近にあるものから試してみるのがおすすめ
- つついたりくわえたりして遊べるものやくわえて動かして遊べるサイズ・厚みのもの
- 文鳥が怖がらない色のもの
- 文鳥が実際に興味を示したもの(人間が使う物の中にもいいものがあるかも)
- 触ったり口に入ったりしても危険でないと確認できたもの
人間の所も楽しいよ
たぶん私もある意味おもちゃ扱いされてます…
以上、文鳥のおもちゃの選び方についてでした。
↓危険なものがどんなものか分からない方はこちらも確認してみて下さい
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