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文鳥の飼育方法

文鳥におすすめのおやつ紹介、果物(全22種)の可否一覧付き

文鳥の飼育方法

ここ最近食べ物に関する記事を書いてきましたが、今回はおやつに関してのまとめです。

皆さんは文鳥さんにどんなおやつを与えていますか?

おやつにはシードや果物が選ばれることが多いですが、何がおすすめのおやつで何が与えてはいけないものなのか把握しきれていない方も多いと思います(特に果物ですね)。

そこでこの記事ではおやつとしておすすめのシード・果物と、与えてはいけない果物に関してまとめています。

果物に関しては野菜の時と同様に、手近にあった複数の飼育書の情報を表にまとめています。「この果物、おやつにあげてもいいのかな?」と思った時に参考にしてください。引用書籍は記事末尾に記載しています。

文鳥と飼い主の楽しみに欲しいおやつ

ブルーベリーにビビっているさくら

今回紹介するおやつは、文鳥の健康維持という意味では不要です。飼っている文鳥さんがあまり好まないのであれば、無理にあげる必要もありません

ですが、文鳥や私たち飼い主の楽しみになってくれることも多いでしょう。

おやつを与えることでコミュニケーションの一手段にすることもできるので、与えたことがない方は是非挑戦してみて下さい。

文鳥におやつを与える頻度:週1を目安に

おやつの頻度ですが、基本は週1で考えるとよいでしょう。

ただしこれには例外があります。それは肥満傾向にある文鳥です。

おやつでは要するに糖分や脂肪分などを与えているので、与えすぎは肥満の元です。どうしてもケージで飼育しているとペットは運動不足の傾向になりますから、野生よりも肥満になりやすい環境です。

ですので定期的に体重測定をしてその変化を把握しておきましょう。その結果に応じて頻度や量を減らすことを検討してください。

さくら
さくら

うちでは土曜日がおやつの日だよ!

文鳥におすすめのおやつ1:果物

スイカには積極的に近寄ってきます

文鳥さんにお気に入りの果物があれば、飼い主と一緒に食べるというよい楽しみの時間となるでしょう。せっかくなので、栄養や味に優れた季節の果物をあげたいですね。

気を付けたい点としては、未熟な状態の果物は文鳥にとって毒となる場合があるので、しっかり熟したものを選びましょう

そして与える時は種を食べてしまわないよう、種の部分をよけておきましょう。種は食べると中毒の危険があります。

また、果物は赤・オレンジ・黄など原色に近い色のものが多いため、怖がって逃げてしまう場合も多いです。できれば、生後3か月くらいまでの学習期に慣らしておきましょう。

ちなみに我が家のさくらのように、学習期に体験させていても怖がってしまうこともあります。

これはさくらの場合の対処法の1つですが、手に包んだ(握った)状態で果物にクチバシを近づけると怖さが軽減されるのか果物に口を付けてくれることが多いです。どうして食べさせなければならないものではないので、無理に慣らそうと躍起になる必要もないのですが。

さくら
さくら

スイカ好き

飼い主なあこ
飼い主なあこ

スイカはさくらに一番ウケの良い果物です。

ちなみにさくらはクチバシで果肉を潰して汁だけ吸うという贅沢な食べ方をします。

文鳥におすすめの果物、与えてはいけない果物

では具体的な果物の種類についてです。

まず先に食べさせてはいけない果物について説明をしておきます。

最初は文鳥にとって有毒な果物です。これの代表格はアボカドです。他にアンズ・ビワ・賛否ありますが桃もここに入ります。

次に果汁で皮膚炎を起こす可能性から与えてはいけないとしている飼育書がある果物です。これにはパイナップル・パパイヤ・マンゴー・キウイがあります。

また、バナナも栄養価の特殊さやその未成熟さから与えてはいけないとする飼育書があります。

そして水分量が多いため少量にとどめる必要があるのがスイカです。ちなみにさくらの好物なので、様子を見つつ気を付けながら与えています。

よくおすすめされるのは、イチゴ・みかん・リンゴ・ブドウあたりです。

以上の情報をまとめたのが下の表です。賛否あるものは厳しめに分類し、あいうえお順に並べています。

×アボカド(有毒)×バナナ(未成熟、栄養価などで賛否あり)
×アンズ(中毒の恐れ、種もNG)×パパイヤ(皮膚炎の恐れ)
イチゴ×ビワ(中毒の恐れ)
オレンジブドウ
プラム(種NG)
×キウイ(皮膚炎の恐れ)ブルーベリー
クランベリー×マンゴー(皮膚炎の恐れ)
さくらんぼ(種NG)みかん
スイカ(水分多いので少量)メロン
梨(種NG)×桃(賛否あり・中毒の恐れ、種もNG)
×パイナップル(皮膚炎の恐れ)リンゴ(種NG)
文鳥に 〇与えてもよい/△少量ならOK/×与えてはいけない 果物

文鳥におすすめのおやつ2:シード

15g入りでこれくらいのサイズです

シードもおやつとして最適です。

果物と比較してのシードの利点は保存がきくというところです。

文鳥の好みや体調に合わせて選択の幅もあるので色々試してみるのも楽しいでしょう。

具体的な商品ですが、私は黒瀬ペットフードの自然派宣言小袋シリーズが気に入っています。

何がいいってとにかく量が多すぎないので、一羽で飼育している我が家にはすごくありがたいのです。100gとか入っていても、さくらの体重の4倍もあるおやつなんていつになったら食べきれるのか分からなくて困ってしまいますからね。

保存のきくシードであっても開封後は劣化が始まってしまうので、私は多少グラム単価が割高になっても少なめ少なめで購入することを推奨します。

文鳥におすすめのシードにはどんなものがある?

まず一番におすすめできるのが粟穂です。

一人餌の練習で使われているので、慣れ親しんでおり喜ぶ子も多いです。

混合シードでは一粒ずつにばらされた状態で入っている粟ですが、おやつなら穂の状態のものがおすすめです。穂の1塊分を切り分けて与えると、穂から粟を取って食べるという自分で食べ物を得る楽しみを提供することができます。

こちらの商品のようにちょうどいいサイズにカットされている商品もあります。(赤粟なら15g,粟なら20gがあります)

ごく普通の状態の文鳥に一番におすすめするのは粟穂なのですが、肥満傾向の文鳥の場合は別のおすすめがあります。

ちょっとダイエットさせたい文鳥へのおやつの第一選択肢となり得るのがオーチャードグラスの種です。

↑この商品なら一番小さいもので15g入りがあります。

全体の大きさの割に中身の可食部分が少ないので、食べすぎになりにくい上に鳥さんの嗜好性も高いというとてもよいシードです。

ただ個人的にはおすすめなのですが、我が家のさくらは混合シードの方が好きなようであんまり喜びません。文鳥さんにもそれぞれ好みがあるということですね。

こういうこともあるので、特に初回は量の少ないものから始めた方がよいと思います。

他に人気の高いシードでは、スーパーフードとして注目されているフォニオパディが挙げられます。ビタミン・ミネラルなど栄養が豊富なシードです。

↑小さいものが30gであります。

まずはこのあたりから試してみるとよいでしょう。他にもキヌア・アマランサスなどもスーパーフードと呼ばれています。

文鳥のおやつまとめ、果物や粟穂がとっつきやすくておすすめ

それでは文鳥のおやつのまとめです。

文鳥のおやつ

目的:文鳥と飼い主にとっての楽しみ

   好むなら与える程度で無理に食べさせる必要なし

頻度:週1回、肥満傾向なら量・頻度を減らす

おすすめおやつ1:果物

食べさせてもよい果物はこちらの表参照

おすすめおやつ2:シード

  • 粟穂:最初のおやつにおすすめ、慣れ親しんでいるので失敗しづらい
  • オーチャードグラスの種:肥満傾向があるならまずはこちらを
  • フォニオパディ:スーパーフードと呼ばれるシードを試してみたいなら

引用書籍

  • ザ・文鳥―飼育・生態・手乗りビナの育てかた
  • もっと知りたい文鳥のこと。 HAPPYブンチョウ生活のすすめ
  • 幸せな文鳥の育て方
  • 楽しい文鳥生活のはじめ方
  • 文鳥との暮らし方がわかる本
  • 文鳥: 育て方、食べ物、接し方、病気のことがすぐわかる!
  • 文鳥のヒミツ

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