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文鳥とはどんなペット?

初心者向け:そもそも文鳥とはどんな生き物?ペットとしての特徴は?

文鳥とはどんなペット?

飼いやすいペットを調べていたら文鳥を知ったけど、犬猫ほどメジャーじゃないしそもそも文鳥ってどんな生き物なのか知らない…、という人は多いのではないでしょうか。

私もどんなペットを飼おうかと飼育書の一覧を眺めている時に初めて知ったので、最初の知識はほぼゼロでした。

この記事では文鳥を知らない初心者さんに、文鳥とはどんな生き物・ペットなのか、基本的な事柄をご紹介していきます。

原産地・種類・サイズなど生態は?

まずは生息地や種類など最も基本的な部分を見ていきましょう。

インドネシアのジャワ島やバリ島出身

文鳥は元々インドネシアのジャワ島などに生息していた鳥です。

インドネシアは高温多湿の環境です。このため日本の暑さには比較的強く、逆に冬の寒さは苦手としています。

フィンチと呼ばれる種類に分類される

文鳥はフィンチと呼ばれる鳥の一種です。フィンチというのは「スズメ目の鳥の中で更に特定の鳥を指した言葉」です。

具体的には文鳥の他にスズメやカナリヤ・ジュウシマツなどがフィンチに含まれます。

代表的な小鳥としてよく挙げられるセキセイインコなどはインコ類という異なる種類です。足やクチバシなど体の作りをはじめ、特徴も少し異なってくるのでインコ類とは分けて考えましょう。

25~30gの片手に収まるサイズ

大きさはもちろん個体差もありますが、大体体長13~15cm、体重25~30gくらいの個体が多いと言われています。

よく慣れた文鳥なら片手で包めるくらいの大きさです。

成人女性の手に乗るとこんな感じの大きさです

ペットとして飼うとき何を食べるの?寿命は?

次にペットとして文鳥と付き合う場合に気になってくる点について解説します。

餌は混合シードやペレット、野菜も食べる

古くからの餌はあわなど複数のシードをブレンドした混合シードです。最近は人工的に作られた鳥用の総合栄養食であるペレットを与える人も増えてきています。

シードに関しては特にコメを好んで食べるため、ライスバードと呼ばれることもあります。インドネシアでは稲を食い荒らす害鳥として駆除した結果、数が激減してしまったという過去があるくらいです。

その他に青菜などの野菜も食べます。必須ではないですが、たまのおやつとして与える果物を喜んで食べる個体も多いようです。

寿命は7~8年がひとつの目安

飼育下の文鳥の寿命は7~8年と言われており、野生よりも長生きさせてあげることができます。加えてこのあたりの年齢から老鳥としての特徴が目立ってきます。

文鳥は比較的丈夫な生き物と言われており、上手くいけば10年以上一緒に生きてくれることもあります。

さくら
さくら

体の大きさの割に結構長生きするよ

文鳥はどんな性格?

そして文鳥の性格についても解説します。一説によると猫に近いレベルの知能があるという文鳥ですが、なかなか自己主張の強い鳥さんです。

選んだパートナーには愛情深い

文鳥が成鳥になると(インコやオウムなど他の鳥にも言えることですが)、繁殖のため特定のパートナーを選びます。この選んだパートナーが飼い主だった場合、いわゆるベタ慣れという状態になります。

ということでパートナーに選んでもらえれば、長きにわたって愛情を注いでくれる存在になってくれます。この点が犬猫などとの大きな違いですね。

この愛情深さゆえに、飼い主の配偶者など仲良い人をライバル認定して激しく威嚇する、という出来事が起きたりもします。

飼い主なあこ
飼い主なあこ

我が家のさくらの場合、鏡に映った姿に構おうとすると怒ります。

自分だとは気づいていないようです。

気が強い一方で新しいものは怖がる

文鳥は鳥の中でも気が強い方です。自分よりも体の大きい鳥を圧倒してしまうこともあるくらいです。

“文鳥”と言われると、きゃるきゃる言いながら怒っている姿を思い浮かべる人も多いでしょう。ちょっとしたことで怒りますが、持続は短く次の瞬間にはおすまし顔、なんてこともよくあります。

その一方で新しい飼育グッズや家の中に増えたものを怖がることも多いです。これは元々捕食される弱い立場であるがゆえでしょう。

日本での歴史は?

原産はインドネシアですが、実は文鳥は日本との関わりもあります。

弥富市生まれの白文鳥

文鳥は最近広まったペットではありません。日本での歴史は意外と古く、江戸時代にはもう愛玩されていました。

かつて文鳥の産地として多くの雛を出荷していたのが愛知県弥富市です。文鳥の種類に白文鳥がありますが、この白文鳥が生まれたのが弥富市です。

白文鳥は「ジャパニーズ」とも呼ばれています。真っ白な羽毛は特別な美しさがあると私は感じています。

このように文鳥は100年以上前から日本人と関わりのある、実は結構身近な生き物です。

文鳥とはどんな生き物?ペットとしての特徴は?まとめ

文鳥はインドネシア生まれで、日本でも飼育の歴史がある鳥です。

「フィンチ」と呼ばれる種類で主にシード(やペレット)を食べ、7~8年生きる片手で包めるサイズの小鳥です。

小ささの割に自己主張が強く、けれどもパートナーに選ばれれば飼い主に寄り添って生きてくれる愛情深い面もある生き物です。

以上、文鳥とはどんな生き物?というテーマでざっくりとまとめてみました。

飼い主なあこ
飼い主なあこ

比較的丈夫なこともあり、初心者にとっつきやすいおすすめペットだと思います。

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