今月で我が家の女王様こと文鳥のさくらは2回目の誕生日を迎えました。
1才の時点で既に成鳥なので急激な変化があったわけではないのですが、それでもこの1年間で変化が見られたこともありました。
今回はさくらの最近の様子や変化などを書いていきます。
3回目の換羽に突入
9月末から羽が抜け始め、ちょうど10月いっぱいが換羽の日々となりました。
換羽中は頭の羽毛の中に新しい白い羽軸が沢山見え、白髪混じりのまだら頭のようになりました。疑似ごま塩文鳥です。
やはり換羽がしんどいようで、頭や体を撫でようとするとキレられます(苦笑)。ですので今月は触れ合いが減少した一か月でした。
私が人間の上でつついたりして遊ぶのはいいの
でも人間からはダメ!
理不尽…
難しい時期でしたが、10月末の現時点ではほぼ元通りの性格に戻りました。
まあ元々が沸点の低いツンデレ構ってちゃんなのでこれはこれで面倒なところもあるのですが、元気になったようで何よりです。
この3回目の換羽の様子は、記録を兼ねて後日ここに書こうと思っています。
文鳥の成鳥に新しいものの導入はやはり難しい
文鳥に使ってほしいものがあるのならば学習期に慣らすべき、というのは飼育書にも載っている基本的な情報です。最近これを強く感じています。
今回導入に苦戦したのが、ヒーターの上に設置したベッドやステージです。
ヒーターに直接乗ってしまうと危険なので、この上に入ってor乗って暖まってもらおうと思っていたのですが、やはり怖がりますね。
三角ベッドの場合、上には乗れるのですが中には全く入りません。飼い主が入れてもバネのように飛び出してしまいます。
ということで、ステージに変更。これもやはり怖がって乗ってくれない…。
もう少し辛抱強く続けていこうと思いそのまま設置していたのですが、今日ステージに乗っているのを初めて見ました。ここまでで1月弱かかりました。
嬉しくて写真を撮って家族に見せたのですが、家族は数日前から見かけていたそうな。え~知らんかった…
でもこの板の何が怖いの?
だって知らないものだもん…
主食をペレットへ完全移行完了
ここ1年くらいもペレット中心食ではあったのですが、毎日1gに満たない量の混合シードをペレットに混ぜて与えていました。
が、混合シードが期限的にもう廃棄すべき頃合いになったので、最後の1袋の廃棄と同時に混合シードを混ぜるのを卒業にしました。
乱れる飼い主の情緒、アピールするさくら
この混合シード終了が思っていた以上に飼い主の情緒を乱しました(というと大げさですが)。
いつもの時間、餌に入っている混合シードを待ちきれずにいたさくら。
ケージに設置された餌入れに飛び乗り、動きが止まりました。
そして飼い主へのアピール。
鳥の言葉は分からないけれど、さくらが訴えたいことはよく分かりました。
シードがないよ!
シードはもうないの
全身でアピールするさくら、痛む飼い主の心。
出されるとがっつきに行くくらい大好きなシードを奪ってしまうことに、「自由を奪ってケージに閉じ込めてしまっている上に健康のためと美味しい食べ物まで奪う、本当にさくらのためになっているんだろうか?飼い主のエゴなんじゃないか」と大げさながら悩みました。
ただ、特にアピールが強かったのは最初の3日くらいで、5日もすればシードは出ないものと理解できたようです。
アピールすることもなくズプリームのフルーツブレンドをがっついてくれるようになったので、飼い主の情緒不安定も改善されました(ただし換羽中のため撫でようとすると激怒するのは変わらず)。
こうしてさくらの完全ペレット食への移行が無事完了しました。
さくらの人間・環境への慣れが更に進む
成鳥になっても文鳥は更に学習をし、暮らしている環境へ新たな形での適応をしていきます。
その影響で、さくらの人間への態度などにも変化がありました。
人間への接し方が徐々に深化
1年前にはなかった”人間の手足の上で羽毛に顔を突っ込んで本格的に寝る”とか”手の上で今から寝ますとばかりに体勢を整えながら座り込んでうたた寝する”など警戒心強めの個体なりに人間の上でよりリラックスできるようになったようです。
人間へのベッタリ度も少し上がっている印象です。それはいいのですが、人間が部屋からいなくなると呼び鳴きをするのが現在のちょっとした悩みの種です。
ただ、それでも鳴き声自体は小さめ。近所迷惑の心配があまりいらないのが小型の鳥の飼いやすいところですね。
移動がどんどん効率的に
また部屋の構造・部屋同士の繋がりも完全に理解しました。
その結果何が起きるかというと、別の部屋からリビングを経由してケージのある部屋まで急カーブを入れつつ一気に飛んでいくという効率的なルート取りです。
過剰な心配は不要なのでしょうが、ちょっと勢いよすぎない?と飼い主は時々心配しています。
実はこれ、人間周りでも同じことが起きています。
以前は人間の周りをふわっと回るような形で肩に止まっていたのが、今は直線的に飛んできて肩にべしっと止まります。
床にいる時はいきなり足元から肩に一直線で飛び上がってくるので、突然視界に入る弾丸にビビります(笑)。
お部屋の中で縦横無尽だよ
発情の兆候あり、卵は無事産まずに2才を迎える
今年の5月くらいから尾羽をぷるぷる振るわせる発情の様子が時々見られるようになりました。
そのため餌の量の調節や部屋のレイアウトを少し変えてみたり、あまり撫でたり包んだりしないなど発情対策を行いました。
その対策にどのくらい効果があったかは分かりません。ですが、特に発情しやすい2才までの時期に卵を産んでしまうことなくこの期間を終えることができました。飼い主はひと安心です。
ちなみに一般的には尾羽を横に振るうようですが、うちのさくらは縦に振るスタイルでした。
2才になった我が家の文鳥さくら-まとめ
最近の発見としては、『学習期を過ぎて成鳥になった文鳥に新しいものを慣らすのは大変な場合あり、でも物によっては時間をかければ可能』ということです。三角ベッドも更に時間をかければいつか慣れてくれたかもしれませんね。
ペレットへの完全移行が完了し一番卵を産みやすい時期も過ぎたので、健康面ではある程度安心感を得られる状態まで来たかなという印象です。
今後はさくらがどんな形で我が家や家族に対して更なる学習・適応をしてくれるのか、それが楽しみです。
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