以前文鳥を飼い始める際に必要な飼育グッズと初期費用について解説する記事を書きましたが、今回はその維持費版です。
文鳥を飼い続ける上で何が必要で月にどれくらい費用がかかるのか、気になりませんか?私が文鳥を飼育し始める前に特に気になっていたことの一つがこれでした。
飼育前にあらかじめ継続的に必要になるものを把握しておくと慌てずに済むので、これから文鳥を飼い始める方はさらっとでもチェックしておいて下さいね。
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文鳥の飼育を継続するために定期的に必要なものは?意外と少ないです
文鳥を飼育していく上で継続的に必要になるものは
- 食べ物
- 敷き紙
- ティッシュ
- 健康診断費用
- 温度管理のための電気代
これくらいです。
後述しますが、野菜や敷き紙などは特別出費が必要ないことも多いです。
定期的に文鳥用として購入が必要なのはシードやペレットなどの食べ物くらいなので、犬猫などと比較するとかなりリーズナブルですし、手間も少ない印象です。
ではそれぞれについて詳細を確認していきましょう。
必要なもの1:日々の餌やお好みでおやつ
文鳥用に必要な食べ物は主食がシードかペレットかで異なってきます。
シードであれば、混合シードに加えてサプリメント(一応ボレー粉で代用も可能ですが今回はより望ましいとされるサプリメントで考えます)が必要です。
シードは月平均にすると300円もしない安価なものですが、サプリメント(今回はネクトンS)の方に少し費用がかかります。
ネクトンSの説明書には「できるだけ早く使い切ってください」とあるだけで開封後の使用期限が書かれていないので難しいのですが、今回は1シーズンに一つのペースで購入する前提で計算しました。
ペレットの場合、食べ物はこれだけでOKです。
主流である外国製のものの流通が不安定で、価格の高騰があるのが困ったところです。高騰時の価格で計算するのも変かと思ったので、今回は入手に困りにくい国産品として私がおすすめしている黒瀬ペットフードのペレットで算出しています。
ハリソンなど元々高価なペレットもありますので、その場合はもっと餌代が高くなります。
そして副食の野菜やおやつとしての果物・シードも必要です。
野菜や果物に関しては我が家では文鳥用として特別購入はしていません。人間用に購入したものを少し取り分けている程度なので費用は0です。
おやつとしてシードを与えたい場合は飼い主や文鳥さんの好みに応じて適宜購入が必要ですね。
文鳥に必要な食べ物と1月あたりの費用まとめ
- 主食:シード派の場合
- シード \300-
- サプリメント(ネクトンSなら) \700-
- 主食:ペレット派の場合
- ペレット(国産品や高騰していない海外製品) \500-
- 副食:野菜 \0-
- おやつ:果物は\0-、シードの小袋を毎月1つ購入するなら\500-程度
今回3か月に1回ペースでサプリメントを買い替えるシードの場合と特別高価ではない国産ペレットを比較したところ、サプリメント代で必要な費用の逆転現象が発生しました。
一般的にペレットの方が高くつくと言われているので、私自身少し驚いています。
実際にはネクトンはもっと長く使えるかもしれませんが、劣化を気にして頻繁に購入することを考えると、ペレットの方が安くつく場合もありそうですね。
必要なもの2:ケージの底に敷く敷き紙(新聞紙でも代用可)
次に必要なものがケージの底に敷く敷き紙です。
私は最初に飼育グッズを揃える段階でこちらの小鳥用シーツを購入しました。
が、貧乏性なので(笑)結局ケージの底には新聞紙を使っています。
そしてそのかわりにキャリーにはこのシーツを使用しています。
片面がつるっとしているので、動物病院へ行った際に検査用のフンを採取しやすいかなと思っていますが、ラップに取って行くなどすればいいだけなのでなくても大丈夫でしょう。
ケージの底を新聞紙のインクで汚したくないなど、人によっては定期的に購入する必要がある品という程度です。
必要なもの3:フン掃除に使うティッシュ
文鳥用に別途でティッシュを購入している訳ではないのですが、確実に消費ペースが上がったのが箱ティッシュです。
毎日せっせとフンを落としてくれるので、私もせっせと拭き取っています。
どれくらい必要か私も数えたことがないのですが、1日5~10枚くらいとすると月に1~2箱位になりますね。
ちなみに私はふるさと納税を利用して、一気に仕入れることにしています。
個人的にはいい方法を見つけたなと思っているので、後日記事にしたいと思っています。
必要なもの4:健康診断費用
大体半年に1回のペースで健康診断を受けることになります。
ここで病気が発覚した場合は当然治療費がかかりますが、今回は特に問題がなかった場合の健康診断費用だけを考えます。
通院する動物病院によって価格が大きく変動しますが、初期費用の記事の健康診断費用と同額の5000円として計算しています。
必要なもの5:冷暖房やヒーターの電気代
住む地域によって事情は様々ですが、外気温が文鳥にとっての適温から外れる場合はエアコンの冷暖房やヒーターが必要です。
文鳥は寒さに弱いので、冬のエアコン・ヒーターの電気代がメインになるでしょう。
ちなみに40Wのヒヨコ電球を1か月つけっぱなしにすると、700円くらいかかるようです。
これって高いの?
4人家族だと電気代は月に1万くらいだからヒーター代は大した事ないかな
ただ、寒い日が続くとエアコン代がかさんじゃうかもね
ちょっとお金はかかるけど、あったかくしてね
文鳥を飼育していく上での維持費は月に3000円くらい
ここまでに説明してきたものをまとめるとこんな感じになります。
- 食べ物(主食・副食・おやつ) \1500-
- 敷き紙(新聞紙) \0-
- ティッシュ \200-
- 健康診断費用(月平均で均すと) \900-
- 電気代(ヒーターだけで済んだ場合) \700-
合計\3300-/月
お小遣いでも払えそうだね
一番費用がかかるのは間違いなく医療費
今回の維持費算出は、その人の選び方・考え方や地域・季節によって変化するものが多かったため、思った以上に難しいものでした。
そして更に計算が難しいというか不可能なのが医療費です。
もし入院・手術が必要なら一度に10万以上が飛んでいくこともあるでしょう。
やはり医療費への備えは必須です。私は貯蓄から惜しまず出すと決めていますが、今余剰資金に乏しい方は毎月定額を積み立てておくなど工夫して準備をしておきましょう。
まとめ 文鳥用に定期的に購入するのは食べ物くらい、維持費が安いのでその分貯蓄を
文鳥の飼育を継続していく上で必要になるもの・金額を見てどのように感じたでしょうか?
私としては「犬猫と比べると大分楽で安いんじゃないかな」というのが感想です。
ワクチンなども不要なので、医療費もどちらかというと少なめに収まるのではないかと思います。
もちろん楽で安く上がるから安易に飼育できる生き物だとは思ってほしくないですが、負担が少ないのは飼い主にとってありがたいことですね。
その分、余った資金を貯蓄していつか病気になった時に困らないように準備しておきましょう。
それでは読んでくれてありがとうございました!
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