以前の記事で、文鳥を飼う前に飼育書を最低1冊は購入して読んでほしいと書きました。
文鳥の飼育書は多いとは言えないものの、何冊も出版されています。
ですので、1冊と言ってもどれを買えばいいの?と思われた方もいると思います。
今回は初心者さんが選びやすいように、私が今まで読んだ飼育書の中からこれはおすすめできるなと思ったものをご紹介します。
はじめに ネット上の知識でなく本を読んでほしい理由
そもそもなぜネット上の情報ではなく、わざわざ本が必要なのでしょうか。
すぐに想像がつく方もいらっしゃるでしょうが、それは信頼性のある情報を体系的に学べて、いざという時にすぐ利用できるからです。
インターネット上にも良い情報は沢山ありますが、その中には誤った情報も多く含まれています。そして初心者にとってその誤りを見抜くのは至難の技です。
ブログでインターネット上に情報を発信している私が言うのも変な話ですが、鵜呑みは危険です。
専門家が監修し出版社が責任をもって発行している書籍を知識のベースとして持っておくと、ネット上の情報も上手に活用できるでしょう。
そのためにも、とりあえず1冊だけでも手元に飼育書を置いておいてほしいのです。
最初の1冊目におすすめの本3選(文鳥の飼育方法がわかる本)
飼育書の購入が必要なのは分かったから、じゃあ1冊選ぶならどれ?と迷っている方におすすめの本を3冊紹介します。
まずは最初の1冊目にちょうどいい書籍です。
飼い始めるまでと日々の飼育に必要な情報が載っているものです。以下のどれかを選べば大丈夫です。
一番おすすめなのがこちら↓
何がいいのかというと、一番情報量が多く内容が充実しているところです。
初版が2015年とちょっと古くなってきているのが少し気になりますが許容範囲内でしょう。
迷うならこれにしておけばOKです。少し詳しくレビューもしているので、気になる方は見てみて下さい。
2つ目はこちら↓
こちらは先程の「幸せな文鳥の育て方」と同じ監修者の書籍です。初版が2016年と少しですが新しいですね。
違いとしては文鳥のカラーと体の丈夫さの関係を示した図があるのが特徴的です。
あとは字が大きめで本のサイズも横広で大きめであることくらいで、内容に極端な差がある訳ではありません。(この横広サイズは人によっては嫌う人もいそうですね。)
もう1冊おすすめできるのが、こちらの本です↓
こちらは著者が獣医さんなので、発情対策や体の構造・機能などに詳しめなのが良い点です。
ページの装飾やハンドメイド系の内容が収録されているところを見ると、どちらかと言えば女性向きなのかな?という印象です。
ただ、絶版なのか記事作成時点では古本しかなかったので、もし出会う機会があれば検討する程度でしょうか。
文鳥の飼育方法が分かったら次のステップとして読みたい本
次にステップアップにちょうどいい本として、既に有名ですが1冊だけ紹介します。
この本には基本的な飼育方法や飼い始める際に必要な情報は載っていません。
鳥専門医による著書で、ペレットや雌の発情対策、体の構造などよくある飼育書と比べて一段階高度な内容を取り扱っています。
一通りの知識が身に付いた後でないと難しいので1冊目としては全くおすすめできませんが、買っておいて損は絶対ありません!
余裕が出てきたら是非一読してほしい良書です。
こちらも詳しくレビューを書いていますので、買おうか迷っている方は参考にしてみて下さい。
番外編 古いけれど詳しく優れた飼育書もご紹介
最後におまけとして少し古い本も紹介します。
良い飼育書の条件の1つに、得られる情報量の多さが挙げられます。情報が少ないと飼育時に分からなくて困ることが頻繁に出てきてしまいますからね。
この本は200ページの大ボリュームで、中に文鳥情報がたっぷり詰まった非常に歯ごたえのある飼育書です。
これ1冊読み切れば、文鳥を飼い始める飼い主さんとして満点の知識を得られるでしょう。
欠点として2010年初版とだいぶ古くなっているのがネックであり、当然絶版です。
この本が新しければ、「文鳥の飼育書ランキング」というタイトルにして殿堂入りにしていたのに…と非常に残念です。
内容的には古くなっている部分もあるかもしれませんが、今も役立つ素晴らしい書籍です。
一応古本で購入することができるので、出会う機会があれば手に取ってみて下さい。
まとめ 文鳥について飼育書で正しい情報を得よう
おすすめ5選のおさらいです。
最初の1冊目としておすすめ
- 「幸せな文鳥の育て方」
- 「文鳥との暮らし方がわかる本」
- 「楽しい文鳥生活のはじめ方」
2冊目以降として是非読んでほしい本
- 「文鳥のヒミツ」
古いけれどこれ1冊で詳しくなれる
- 「ザ・文鳥」
初心者さんはこの5冊から選ぶと失敗がありません。
最低限として最初の1冊目の本を、出来れば2冊目も購入して何か気になった時にすぐに調べられるようにしておきましょう。
以上、初心者さんにおすすめの飼育書紹介でした。
かわいい文鳥の写真も沢山見られるから、楽しんで読んでね!
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