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文鳥とはどんなペット?

文鳥はなつくの?~人間との関係性、パートナーの存在について~

文鳥とはどんなペット?

ペットとして飼育する動物を決める際、まずはなつくかどうかを知りたいという方は多いと思います。では文鳥の場合はどうでしょうか。

今回は文鳥を飼おうか考えている方向けの情報です。文鳥はなつくのか、人間とはどんな関係を築いていくことになるのか、ということについて解説していきます。

文鳥はなつくの? パートナーに選ばれれば非常によくなつきます

文鳥に限らずインコなどペットとして飼われる鳥の多くにこの特徴があります。

文鳥は繁殖のタイミングごとにパートナーを探すのではなく、特定のパートナーと寄り添って生きていく生き物です。

「オシドリ夫婦」という言葉がありますが、実はオシドリは毎年パートナーが替わります。少し話が逸れますが、長く相思相愛で連れ添っている夫婦を表すのならオシドリより「文鳥夫婦」などの方が正確ですね。

飼い主なあこ
飼い主なあこ

文鳥は特定の個体と長くパートナーでいる

これがなついてもらう際に大事です

文鳥は成鳥になると繁殖のためにパートナーを持つ生き物

文鳥は雛から成鳥へと育っていく過程でパートナーを決めます。文鳥は雄雌共に子育てに参加するので、子育てを協力しあえるパートナーをあらかじめ見つけておく必要があるのでしょう。

このパートナーが文鳥同士だった場合、どちらかというと人間にはなつきにくくなります。これは、パートナーの文鳥とのコミュニケーションの優先順位が高く、人間はその次、という扱いになるためです。

もし他に飼育している文鳥がいない1羽での飼育の場合、必然的に接してくる人間からパートナーが選ばれることになります。

目指す文鳥と飼い主との関係性は「恋愛」 これが大きな特徴

上で述べてきたパートナーに飼い主が選ばれた場合、その結果がいわゆる「ベタ慣れ」状態です。

文鳥が最もなついていて、少し離れるとすぐに飛んでいってずっとその人の肩や手に留まっている。そんな風に寄り添われている人間は、文鳥にとっての恋人なのです。

つまり、非常によくなついている文鳥と飼い主の関係は主従や親子ではなく恋人・配偶者です。

さくら
さくら

自分に一番なついてほしいなら、ここを目指してね

飼い主をパートナーに選んでもらう努力が必要

一人暮らしの場合は飼い主しかいないので、分かりやすく飼い主=パートナーですね。そして家族で1羽の文鳥の面倒を見ていると、その家族の誰かがパートナーに選ばれます。

厄介なのは、その選ばれるパートナーが100%飼い主になるような方法がある訳ではないということです。

最もお世話をしていた人が必ずしもパートナーに選ばれるとは限りません。あまりお世話をしていない人にべったりするようになった、という悲劇もあり得るのが難しいところです。

ただし、関りの乏しい人よりもいつも傍にいて優しくお世話をしてくれる人の方が選ばれる確率が高くなるのは間違いないと思います。

放置せず寄り添って可愛がり、優しく声をかけながら毎日お世話をするなどペットを飼育していく上で当たり前のことをきっちり行っていくことが、パートナーに選んでもらえることに繋がっていくでしょう。

飼い主なあこ
飼い主なあこ

最初のパートナーを選ぶ時期だけは集中的に1人がお世話をするなど

工夫の余地もありますね

パートナー以外の人間にもある程度なつくことが可能

飼い主母の手元で過ごすさくら

では、パートナーに選ばれなかった家族にはなつかないのかというと、そんなことはありません。

上の写真に写っているのは飼い主の母です。このように問題なく手乗り状態ですし、飼い主の母の手の上でうたた寝やリラックスして羽繕いなどもよくします。

我が家の文鳥さくらのケースですが、飼い主(パートナー)以外の家族のところにも自分から飛んでいき、丸くなったりつついて遊ぼうとしたりと忙しくしています。

ですので、家族全体で可愛がっていくことも問題なくできますよ。

ただし飼い主の配偶者などは要注意、攻撃されることも

飼い主母の手から鏡に威嚇するさくら

一つ例外なのは飼い主と特に仲の良い人、配偶者や恋人です。

飼い主の配偶者や恋人は、文鳥にとってみれば自分のパートナーを奪いにきたライバルになります。

文鳥が自分のパートナーを奪われる危機感を抱いてしまった場合、その相手に攻撃的になってしまいます。

具体的には

  • 威嚇する
  • つつく(これ結構痛いです)
  • 噛みつく(痛いけど出血するような怪我にはなりません)

などの行動です。

自分のパートナーを奪われまいと攻撃的になっているだけなので、その人に悪い点がある訳ではありません。

我が家の文鳥さくらは鏡に威嚇します。どうやら鏡に映る自分をライバルと認識しているようです。

まとめ 文鳥はパートナーに選んだ人間に一番よくなつく

まとめると、文鳥は雛から成鳥へと育っていく段階で繁殖のためのパートナーを選び取ります。このパートナーに飼い主が選ばれれば、めでたくベタ慣れの文鳥さんが誕生します。

ただしメインで飼育している飼い主ではなく、家族がパートナーに選ばれてしまう場合もあります。そのため飼い主にはパートナーに選んでもらうための努力・工夫が必要です。

家族の中でパートナーに選ばれなかった人も、人間自体への信用があれば手乗りは問題なく可能です。例外としてパートナーに選ばれた人の配偶者や恋人はライバルとして嫌われてしまう可能性があるので、この可能性はあらかじめ知っておきましょう。

私の結論としては

飼い主なあこ
飼い主なあこ

まとわりついてめんどくさい、

って思うこともあるくらいにはよくなついてます

というのが飼ってみての感想です。

以上、文鳥はなつくのか?についての回答でした。読んでいただきありがとうございます!

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